＞ 我が家のハム日記 2009/02/19
左の写真はうんちがまだ少し緩かった頃の姫で、右は回復後、亡くなる２日前の姫です。
亡くなる前日の夜、お散歩が終わってからの姫は様子が少し変でした。
カッチンの時とは違う落ち着きのなさを感じ、心なしか速い腹式呼吸をしてるように見えたんです。
はしゃいだお散歩の後だからなのか？なにか異常が出てそうなってるのか？と思い他の子と見比べてみたのですが微妙で、はっきりとはわからず。
お散歩後は真っ先にご飯皿に向かって食べる、砂場で毛繕いをする、といういつもと同じ行動も見られ、足取りや目力にも不安はありませんでした。
けれど病み上がりだけに心配で、翌日朝いちで病院で診てもらおうと思っていました。
呼吸が苦しそうなら心臓か・・でも苦しそうではないし口で息をしてるわけでもない。
風邪の症状もなければ肺炎のような音や呼吸もない。
呼吸が速いように見えたのは私の思い違いだったとしても、落ち着かないように見えたのは気掛かり・・と思い、同じような症例がないか本とネットで調べはじめました。
やっぱり心臓や内臓腫瘍系の情報ばかりでした。
チアノーゼ、フラつく、目がうつろ、口呼吸、出血。どれも当てはまりません。
姫も、検索してる私の後ろでご飯を食べたり回し車で走ったりしてます。
思い過ごしなのかなぁと、そこで少し安心したのがいけませんでした。
連日の疲労と眠気に負けた私は、PCに向かったまま寝てしまったんです・・
朝７時前、パっ君が給水器をガタゴトする音（回し車が倒れるとこうやって教えてくれる）ではっとした私は、姫が無事か確認しました。
姫は回し車の後ろに居て、夏場にひんやりプレートの上で腹這いになる時の姿で私の方を見て、『あちぃよぅ』と言ってるみたいだったので、保温が強すぎたのかと思い見てみましたが２６℃。
それよりも、私がガサゴソやってるにもかかわらず何も反応しない姫に不安を憶えました。
私の呼びかけにも、衣装ケースを叩く音にも反応が無く・・
私は怖くなって姫を触れませんでした。
叫んでる私の声で起きてきた長女が姫に触れると、すでに息を引き取っているのがわかりました。
抱き上げると、まだほんのり温かく柔らかい。一瞬擬似冬眠の可能性も考えましたが、姫の手足の色と手足の温度、口元を見て違うことがわかりました。
少量ですが、姫は嘔吐していました。
人間でいう胃液のような嘔吐物ですが、その中にうっすらと血液もあるように見えます。
（気持ちが落ち着いてから撮ったものなので、乾燥しきってて判りにくいかもしれません）
前日のご飯の中にハム用野菜ゼリー（ピンク色）があったのでわかりませんが、血のような気がします。
私が最後に姫を見たのが午前４時前。
その後数時間の間に姫に何が・・
ハムスターはまず嘔吐しない、自分から嘔吐できないといわれてるのに・・
胃になにか詰まってたのなら食欲は減退するはずだし飲食する度に苦しそうになるはず。
気管になにかあったのなら呼吸に明らかな異常が出てたはず。それに姫は苦しんでる表情じゃない・・
もちろん、私にそう見えるだけで実際は苦しかったのかもしれません。
でもこんなに急に命を落とすことになった原因は何？
もし吐血なのなら、血を吐くほど痛めてたところはどこなの？
姫は手足が冷えやすい子だったし年齢からも、症状の出ないパターンの子宮系の病気だったことも考えられます。でもやっぱり心臓だったのかな・・それとも肝臓を痛めてたのかな・・それとも他に・・
正しい原因を知るには解剖しかないのはわかってるんです・・
解剖無くして原因を追究しても、推測でしかないんだってことも。
もしあの時私が寝てなかったら。もしあの時すぐに病院に連れて行ってれば。
どれだけたらればのことを考えても、もう姫は帰ってこないということもわかっているんですが・・
抱き上げたときまだほんのり温かく、ふんわり柔らかかったので、私が起きる少し前にひとりで息を引き取ったんだなってことも、切なくて悔やまれます。
私は知りたい。姫が何を伝えたかったのか知りたいです。
落ち着きがなかったのは、きっと何かを訴えてたからだと思えてならないんです。
私の対処次第で姫はもっと長生きできてたのかもしれないと思うと悔しいんです・・
私の思い込みで、何か重要なことを見落としてるような気もします。
もし似たような経験をされた方がいらっしゃいましたら、どんな些細なことでもいいので教えてください。
よろしくお願いします。
いつまでもぐじぐじしてたら真っ先に姫に怒られそうだけど、大好きなんだもん姫。許してね・・
えっとね、違う。うん、違うんだよ姫。これはぐじぐじしてるんじゃなくて、前進するためのあれだよあれ。
ごめん姫、歳のせいか最近ど忘れが激しくてさ、適切な言葉が出てこないや。
でもね、ひとつだけわかる。
好きなもんは好き。姫がだぁい好き。これはもうどうしようもないな。