> お迎えする前に
●ハムスターがどんな動物なのか把握できていますか?
把握はできてないけどハムスターを飼うと決めてる人は
まず先に飼育本を買ってください。
その際はできるだけ新刊の購入をおすすめします。
古い飼育本だと情報も当然古いため、正しい知識が学べない場合があります。
→ こんな飼育本はダメ!
お迎えを迷ってる人は、飼育本とwebで調べ、ハムスターのことを
きちんと知ってから答えを出してください。
●ハムスター飼育に必要な環境は準備できますか?
犬や猫と違い、人間と同じ空間で生活ができるペットではありません。
小さいからといってどんな場所に置いて良いわけでもありません。
この準備ができないと、ハムスターはたちまち体調を崩してしまいます。
→ ハムスターのはてな?
●飼育に必要なご飯、必要な用品は買えますか?
ハムスターは人間の食べ物では生きていけません。
ひまわりの種で生きていけるわけでもないのです。
ハムスターにとって害になる食べ物は多く、たとえ良いと言われている人間の
食べ物を与えても、それだけでは病気になります。
健康に長生きさせるためには、ハムスターに必要な栄養素の入った専用の
ペレットが欠かせません。
小さな小さなハムスターですが、ケージも小さくて良いわけではありません。
非常に運動量の多い動物であるため十分なスペースが必要です。
体温調節も苦手なため、ケージさえあれば良いわけでもありません。
お迎えするためには最低でも
専用のペレット、大きめの丈夫なケージ、巣箱、床材、給水器、飼育本
が必要です。
以上のものが準備できない人は、環境が整うまで、お迎えは見合わせていただければと
願います。
→ 飼育用品 ハムご飯
●お世話に必要な時間は取れますか?
ハムスターは毎日、できるだけ決まった時間にお世話しなければなりません。
ベースが野生の頃のままなので、人間のリズムに合わせて不規則にお世話を
していては、ストレスを抱え病気になり弱ってしまいます。
ケージという決まったスペースの中で糞尿もするため不衛生にもなりやすく
こまめなお世話が必要です。
また病気を隠す動物なので、小さな異変に気付くためには日頃からしっかり
観察チェックすることも大切です。
飼ったら飼いっぱなし、忙しさで放ったらかしになりそうな人は、ペット飼育(特にハムスター等の小動物)というものを今一度しっかり考えてみてください。
●病気やケガをしたとき病院に連れていけますか?
ハムスターはよく病気やケガをします。
ですがハムスターをきちんと診てもらえる病院はまだ少ないです。
ハムスターは寿命と併行して病状の進行が早いため、そうなってから
病院を探すのでは手遅れになる場合が多いのです。
なので事前に病院をリストアップしておきましょう。
病気やケガをしても病院に連れていく時間やお金が惜しい、そこまでしてやり
たくはないと思う方は、ペット飼育に不向きです。
ハムスターを飼ってみたいと思う理由は、1番に『可愛いから』なんだと思います。
私もそうでした。
簡単に飼えそうに思われるハムスターですが、小さくて弱く、想像以上に手がかかることもあります。
生きてるんですもん、当然ですよね。おもちゃじゃないんですもの。
どんなに小さくても、ペットをお迎えした時点からあなたは命を預かります。
家族が増えることと同じです。
無責任な言い訳で、家族の命を粗末にするようなことなど決してしないでくださいね。
ハムスターはきっとあなたを癒してくれます。
家族でお世話をすれば温かい団欒ももたらしてくれるでしょう。
どうか愛情溢れる日常を与えてあげてください。
厳しい言い回しもありますが、動物たちとあなた自身のために
動物か人間かではなく、人間が慈しむ心をもって動物と共存できる
未来にするために、どうか理解していただきたいと願います。
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